安くて使えるドライブレコーダーは無いものかと
いろいろと買いあさっています。
前回購入した
「刹那 EK-SETSU-DR」
についてレビューします。

結論。
全く役に立たない・・・。製造国や値段を聞けば
「そんなの当たり前だ。」
との声が聞こえてきそうですが、その通りでした。
解像度は1280にしても640にしても、そう変化なし。
画質は荒く、動きはややコマ送り状態で音声も途切れる。
「とりあえず何か映ってればいい」と、言う方はいいでしょうが
そんな方は評価も「取り付けが簡単で値段も手ごろ」と、
★★★★~★★★★★を評価!
マジですかっ!って感じです・・・。
大半の方は★~★★ですが、僕の評点もそんな感じ。
「やはり中国製は・・・」と思わせる一品です。
(ごめんなさい・・・)
動画もアップされていますので確認してみて、
購入する際は判断しましょう。
「まあ、雰囲気は分かる・・・」程度でしょうか。
■商品情報
'15年6月現在の価格 ¥2,172円商品サイズ;106×62×33.4mm
重さ:60g
解像度:最大 1280×720/30fps/640×480/30fps”
液晶サイズ:2.4インチ 4:3
記録方式:繰返上書式
動態検知:サポート
静止画記録形式 :JPG(JPEG)
記憶媒体:マイクロSD(4-32GB)
電源:DC:5V-1A
電源周波数:50ヘルツ(東日本地域)/60ヘルツ(西日本地域)
操作メニュー言語:日本語/英語
付属品
本体、スタンド×1式、シガー充電ケーブル、USBケーブル
「ドライブレコーダーって必要なの?」
「無くて普通だし、あると便利だとも思わない。」
「いつ使うんだ?」
など、ドライブレコーダーには色んな意見があるようです。
「買おうかな」と思っても性能など
なにが一番いいのか分からない・・・。
そりゃ、高ければ高いほどいいんだろうが
使わない機能が沢山あっても意味ないし・・・。
現在、僕は4つのドライブレコーダーを所有してます。
一つは8000円ほどの日本製。
あとは全部3000円くらいの安価な中国製。
正直、「あったからどうか?」と、言われると
特にどうってことありません。
しかしですね、
事故の時は必ず役に立ちます。基本的に事故が起きた時、
警察は両者から意見を聞くしかなく、
後は目撃者や事故車の破損状況から少しずつ
「本当にどうであったか」を紐解いていきます。
例えば、ブレーキの後から
「どこからブレーキを開始したか」
「ブレーキ痕の長さから速度はどれくらいであったか」
「どのレーンを走行していたか」
「車両のどこに破損があるか」
など、さまざまです。
ここで、取り付けたドライブレコーダーが全て記録して
くれていれば問題ないのですが、
横から追突されたり後ろから追突されたり、
画面の映ってない部分で事故したらどうするの?なんて思いますが、実はそこから分かる情報もあります。
これは実際に経験した、私の妻の事故ですが
コンビニに駐車しようと敷地内へ進入。
その際、駐車スペースから後退で出ようとしている車両を確認。
「今、動くと危険だ」と判断し止まってその場でやり過ごすことに。
しかし、相手は気付いておらずそのままバックを継続。
「!」と思い、妻はホーンを鳴らして警告。
それでも相手は後退を続け、最後は「ガシャン!」

この時のポイントは
「どちらが動いていたか」
→映像は止まっているので動いていたのは「相手」だと分かる
「ホーンで警告してどれくらいで接触したか」
→相手はホーンを聞き、止まれる時間があったか
「どこで停車していたか」
→こちらが逆に動線上で妨害した位置ではなかったか
など、映っていなくても推測できる材料がそろいます。
結果、こちらも事故割合は発生しましたが
映像が無い場合と比べ
3割負担を減らすことができました。(ある程度割合決定した後、「証拠がある」と映像を提示)
つまり、ドライブレコーダーは
「無いよりもあった方がよい」訳であって
無駄ではないと言うこと。
事故なんて何もない事が一番良い訳ですが、
何かあった場合の保険になる事は間違いありません。
高価な機能は必要ないと考えます。
ただ映像が録画できればいいのですが、
「映像が切れる」
「前車のナンバーが分からない解像度」
などは除外して安価なもので十分です。
あれこれ考えて「付けるか付けないか」悩むより、
安いものを付けちゃえばオールOKでしょう。次回、
「これなんてどう?」ってドライブレコーダーを
紹介しますのでしばしお待ちを!